
『ひとり、ふたりのごはん』
ひとり暮らしになったり、ひとり暮らしに戻ったり。
ふたり暮らしになったり、ふたり暮らしに戻ったり。
コンパクトなライフスタイル。
手間暇かけずに「魔法」をかけて。
小さなおいしい暮らし、始めましょ!
『おいしい暮らしの味方、キッチン家電を選ぶ』
手間暇を省くとき、大きな味方になってくれるのがキッチン家電です。
自分に代わりに調理道具に頑張ってもらいましょう。
ラサンテミニヨンの店主は圧力鍋に慣れているので、買い替えの時に電気圧力鍋を選びました。
圧力を加え短時間で材料を柔らかくします。
仕事後に煮込みを作るときに便利で、電気式ならガス式に比べて火の側についている必要がないというメリットがあります。
圧力をかけるときの音も静か。
ただ、圧力が下がるまで鍋を開けることができないなど、慣れていないと面倒に感じるかもしれません。
私はスロークッカーと高性能トースターを買うことになりそうです。
トースターはまだ迷い中です。
今回は鍋を選びます。
食材と調味料を入れるだけで、煮込みが完了する鍋です。
かき混ぜる機能があるものは、メニューのバリエーションはグンと増えますが、購入候補から早々に除外しました。
意外に大きいので置き場所がないこと、電化キッチンにこれ以上ワット数の大きい家電を増やしたくないことがその理由です。
うっかり同時に換気扇やレンジ、炊飯器を使うとキッチンの分岐ブレーカーが落ちます。
1個のコンセントに同時に流せるアンペア数の上限があるためです。
その点、スロークッカーは容量にもよりますが、割にコンパクトでどこにでも置けます。
200Wの電球程度でキッチンの配線に負荷がかからないし、何なら居間のコンセントでもOK。
内鍋を電気で温める外鍋にセットして使用します、
出来上がりまで数時間かかるので時短にはなりませんが、自分の手間はかからなく楽です。
仕事後の夕食用ではなく、翌日のお弁当が主な用途の私に向いています。
似たものに、保温調理器があります。
内鍋に材料を入れていったん火を通したら、外鍋にセットして余熱でゆっくり調理するものです。
出かける前に加熱し、外鍋にセットして持ち出せばドライブしている間に調理が終わるので日帰りキャンプなどにも重宝します。
欠点として、夏など暑い時期に保温状態が続けば材料が痛む危険があるので、今回はスロークッカーを選ぶことにしました。
『スロークッカーでスローなご飯を』
さて、私がスロークッカーを選んだ理由はもう一つあります。
それは「スロークッカーが中温調理器だから。」
整体師らしいチョイスです(笑)
整体の中には、からだが弱ったら煮出す調理法をおすすめすることがあります。
煎じる、煮出す、というイメージです。
現在では、肉、魚類では150℃以上の高温加熱で「ヘテロサイクリックアミン」、
炭水化物は120℃以上の高温加熱で「アクリルアミド」という化学物質が発生し「人に対して、おそらく発がん性がある」とされています。
揚げ物や直火のバーベキューはおいしいですが、時にはのんびり煮込んだ料理で身体をリセットする日を作るといいかな、と思っています。
『一番シンプルなスロークッカーをチョイス』
デジタル表記が苦手な家人がいる場合は、できるだけ簡単なものがいい。
数あるスロークッカーの中でもシンプルなものを購入しました。

強(175Wで98℃)弱(115W、何度か不明)のスイッチと保温機能(60wで80℃)だけ。
内鍋が陶器製で、土鍋のようにじんわりと熱が入ります。
使い始めだけ、土鍋と同じく手入れをします。
一度洗剤できれいに洗ったら水分をよく拭いて、お米のとぎ汁を8分目までいれ、強スイッチで2時間温めた後、スイッチを切って冷めるまで待ちます。
あとは軽く濯いで終了です。
これで割れにくく、ニオイも付きづらい内鍋になりました。