
4月上旬が過ぎて、今日は気持ちのいい晴れの札幌です。
ゴールデンウイークあたりまで、気温や気圧の変化も大きく、季節性の鼻炎、頭痛、耳鳴り、めまいが増えてくる時期でもあります。
それに加えて、新しい環境や生活が始まったひとも多いのでは?
そんな自律神経の乱れからくる不調にはリラクゼーションのマッサージがおすすめ。
ラサンテミニヨンの整体、マッサージについても軽くご紹介したいと思います。
私自身は中学1年生の時に、背骨がS字に曲がる「脊柱側彎症」と診断されて以来、北大病院で7年間ほど治療に通いました。
ミルウォーキーブレスという器具で矯正し、毎日筋力トレーニング40分を欠かせない辛い日々でしたが、同時に自分のからだを自力で調整する方法を学ぶチャンスにもなりました。
時は流れ、建築・設計事務所で締め切りに追われる忙しい毎日を送っていた頃、次から次へと体調が悪化していきました。婦人科系の病気による手術のほか、原因不明のめまい、物が二重に見える複視などで休職を余儀なくされ、本格的に整体や呼吸法を習うことになったのです。
今では季節の変わり目や体調の変化によって自律神経が乱れることはわかってきています。
でも、良くないことばかりがストレスの原因とは限りません。
希望の進学や結婚など、ウキウキするような楽しいことも、変化を嫌う脳にとってはストレスになります。
その波をうまくやり過ごすリズムのつかみ方や、ストレッチ、様々なマッサージのテクニックで自分以外の人にも有効な整体を提供しています。
これは私たちの整体では「調律」と呼びます。
ツボ(経穴)や経絡で知られる東洋医学ですが、少し違う「けつ(穴)」を利用し、自律神経を整える方法や操体法で知られる「楽なほうにからだを動かす」方法を取り入れて、組み立てる整体法です。
マッサージとしては、足首から始める心臓に向かう「求心性」と、逆に心臓に近い部位、たいていは背中の肩甲骨近くから始める「遠心性」のふたつを使い分けます。
指先、指の腹、手のひら(たなごころ)、手首(手根部)、手刀(小指側の手の外側)、肘の内側など、あらゆる部位を使います。
筋肉をつまみながら前に送っていく「ローリング」という方法では、痛みを感じることがあるかもしれません。厳密には違うのですが「筋膜剥がし」という表現を使ったりします。
マッサージ方法は多すぎて説明しにくいところですので、また別の機会にご紹介しますね!
1時間、30分のどちらかが基準になりますが、どちらも足先から頭まで、全身のマッサージになっています。
頭痛の場合であっても、足裏やふくらはぎ、腕に関連する部位があるため、全身に渡って動かす必要があるからです。
突発性や、いつもと様子が違う痛みについては、やはり病院で診てもらうことが先決です。
背中や脇のこりだと思っていた痛みは心臓のサインや胆石の場合もあり得ます。
思わぬ病気が潜んでいることもありますので、一度検査することをお勧めします。
慢性の体調不良やリラクゼーションこそ、ラサンテミニヨンの整体の良い利用方法だと思います。
ご自宅での簡単なストレッチを覚えていただくことも私の役目です。
一度標準の1時間マッサージを受けていただいた後、カッピングやオイル使った様々なマッサージをお選びいただくといいでしょう。
皆様のお越しをキリンのように首を長~くしてお待ちしておりま~す。